最近のスパイカメラって驚くほど小型化が進んでいて、購入を検討しているんですけど、録画時間が気になっていまして…
スパイカメラは小型化が進んだ一方で、搭載できるバッテリーも小さいので長時間録画ができるカメラは少ないと言えるでしょう。
しかし、中には長時間録画できる商品もありますし、撮影方法によってはバッテリー持ちが悪いものでも長時間の撮影は可能ですよ!
そうなんですね! 早速ですが、長時間録画ができるスパイカメラや、撮影時間を延ばす方法を教えてください。
スパイカメラは小型化が進み、性能も上がってきていることから、さまざまな用途での撮影が可能となりました。
浮気調査やいじめの証拠集めはもちろん、イベントやドッキリ撮影、サイクリングや登山でウェアラブルカメラとしても十分代用可能です。
一方で秘匿性を重視していることから、サイズが小さくバッテリー持ちが悪いデメリットがあります。
「カメラの性能も良いし防犯カメラとして長時間撮影できればいいのに…」といった考えを持つ人も中にはいるでしょう。
今回は、スパイカメラで長時間録画をする方法について、わかりやすく解説していきます。
- 長時間録画を目的とした場合の、スパイカメラの選び方
- 長時間録画ができるおすすめのスパイカメラ
- ペットや赤ちゃんの監視におすすめの「スマホで見れる」スパイカメラについて
- 小型カメラで長時間録画ができるようにする方法
- 小型カメラで長時間撮影する際の注意点とよくある質問
スパイカメラの長時間録画はバッテリーとメモリーの容量で決まる!
長時間の録画を目的としてスパイカメラを選ぶ場合、まずは2つのポイントを押さえておく必要があります。
まずはバッテリーの持ちですよね? あと一つは何だろう…
ここでは各ポイントについて、具体的なカメラの選び方を解説していきますね。
長時間の録画を目的とした小型カメラを探す場合、2つのポイントで比較しながらカメラを選ぶと良いでしょう。
・バッテリーの容量
・メモリーの容量
バッテリーは、長時間録画する上で欠かせない比較項目となります。
しかし、長時間録画ができたとしても、メモリーの容量が小さすぎて、短時間の映像しか保存できなければ意味がありません。
また、カメラの中には撮影中であっても、メモリーがいっぱいになった段階で、撮影がストップするものもあります。
長時間稼働ができる小型カメラの選び方
バッテリーの容量はサイズに比例するため、大きければ長持ちしやすく、小さくなるほどバッテリーの持ちが悪くなります。
撮影目的や撮影場所によりますが、可能な限りバッテリーが大きいタイプのカメラを選ぶ必要があると言えるでしょう。
職場や自宅の防犯カメラとして長時間録画したいのであれば、比較的サイズの大きい置時計型やモバイルバッテリー型がおすすめです!
ペン型やメガネ型といった小型カメラの場合は諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありませんよ! 詳しい方法は後ほど説明しますが、小型カメラであっても外部充電しながら撮影できるカメラであれば、長時間撮影は十分可能です。
まずは、小型カメラを使った撮影で、長時間撮影の次に何を求めるのか「手軽さ・カモフラージュを目的としたデザイン性・持ち運びやすさ」を決めて置けば、理想のカメラを見つけやすくなります。
長時間録画ができる小型カメラの選び方
次にメモリーの容量ですが、スパイカメラの映像保存方法は2種類あります。 「内蔵メモリー」と「microSDカード」です。
内蔵メモリーの場合は、保存容量を変えられませんが、microカードなら容量を自由に変えられますね!
そうなんです! カメラによって何GBのmicroSDカードまで対応できるか異なりますので、なるべく大容量に対応しているものを選びましょう。
microSDカードに保存できる容量は画質にもよりますが、目安は以下の通りです。
【FHD(1080ピクセル)画質で撮影した場合の録画保存時間目安】
・16GB:1時間30分
・32GB:3時間
・64GB:6時間10分
・128GB:12時間20分
・256GB:24時間50分
最近では小型カメラの中にも4K画質で撮影できる商品も販売されています。
4K画質で撮影した場合の保存できる容量は以下の通りです。
【4K(2160ピクセル)画質で撮影した場合の録画保存時間目安】
・16GB:30分
・32GB:1時間
・64GB:2時間
・128GB:4.5時間
・256GB:9時間
ちなみに、上記撮影時間を越えたとしても「繰り返し録画機能」付きのスパイカメラなら、容量がなくなっても上書きされる形で撮影が途切れずに続けられます。
スパイカメラのタイプごとの稼働時間目安
ところで現在主流となっているスパイカメラはどれくらいの稼働時間があるのか知ってますか?
いえ…短いとは聞いていたのですが、具体的にはわからないです。
では小型カメラごとの稼働時間目安について見ていきましょう。
稼働時間については、後ほど長時間撮影ができる方法を紹介していきますので、あくまでも参考程度にしてみてくださいね。
今回は国内メーカーとして、品質の高い小型カメラを取り扱っている「スパイダーズX」や「匠ブランド」の商品を参考に撮影時間の目安を算出しています。
・ペン型カメラ:60~120分
・メガネ型カメラ:30~60分
・腕時計型カメラ:60~80分
・火災報知器型カメラ:約7時間
・置時計型カメラ:3.5~10時間
・モバイルバッテリー型:10~40時間
長時間録画ができるおすすめのスパイカメラ
長時間録画ができるようになる方法はあるとしても、上の目安時間を見ると、モバイルバッテリー型や置時計型が最適な気がしますね。
そうですね! 一番無難なのはやはりバッテリー持ちが良く、microSDカードの容量が大きいものとなります。
ここでは、私が今までに使用してきた中でも、長時間撮影の際に重宝しているカメラを種類ごとに紹介していきます!
小型カメラは現在、海外ブランドも含め多くの商品が販売されており、通販で誰でも購入できます。
ただし、安さや見た目だけで選んでしまうと、すぐに故障したり保証がなかったりする恐れがあります。
ここでは「長時間撮影に適したおすすめのカメラ」を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
充電器型スパイカメラ
スパイカメラの中でも特に長時間撮影を得意としているのが「充電器型スパイカメラ」です。
カモフラージュ性も高く、自宅や車内にあっても違和感がありませんし、持ち運びも簡単です。
オンロードが販売するモバイルバッテリー型カメラ・GX-110はスパイカメラの中で性能がNO.1と言っても過言ではない商品です。
高性能で使い勝手も良いことから、これまでの販売台数は5,000台を突破している大人気商品となっています。
撮影に関する性能は最高レベルであり、小型カメラとは思えないほどの高画質な映像が撮影できます。
録画時間も長く「外部電源機能」を使用すれば充電しながら更に長時間の撮影が可能です。
また、Wi-Fi機能を搭載しているため、遠隔地からでもリアルタイムで映像確認ができます。
赤ちゃんやペットの見守りカメラはもちろん、自宅内やオフィスの防犯カメラとしても使用できます。
microUSBケーブルやUSB type-cケーブルも付属されていますので、もしもの時にはスマホの充電にも使用できます。
次に紹介するスパイダーズX社のモバイルバッテリー型カメラA-618 です。
GX-110に比べると性能は多少落ちますが、それでも小型カメラの中ではトップレベルの性能を誇ります。
価格も25,800円と比較的安く、売り上げランキングにもランクインする人気商品です。
モバイルバッテリー型カメラA-618も外部電源機能が付いているため、充電しながらであれば常に撮影し続けられます。
不可視タイプの赤外線ライトも搭載しており、人体検知機能もあるため、暗闇で防犯カメラとしても役立ちます。
人体検知機能があれば、長時間撮影ができなくとも、必要な時だけ自動で撮影を開始してくれるので非常に優れた機能と言えるでしょう。
もちろん、スマホの充電器としても使用可能であり、ワイヤレス充電もできます。
固定設置型スパイカメラ
室内やオフィスでの撮影に役立つのが「固定設置型のスパイカメラ」です。
先ほど紹介した火災報知器やライター、デジタルアルバムなど、さまざまなアイテムにカモフラージュしている商品がありますが、今回は長時間撮影におすすめな「ACアダプター型カメラ」と「ハンガー型カメラ」を紹介します。
ACアダプター型カメラは、コンセントに直接挿したり電源タップに挿したりして撮影できます。
コンセントに挿しながらであれば、バッテリーがなくなることがないため、長時間の撮影が可能です。
室内の撮影に最適であり、電源タップがあれば撮影箇所の調整も可能です。
動体検知機能により、急な撮影チャンスも見逃さず防犯カメラとしても役立てられます。
Wi-Fiをつなぐことで遠隔視聴もできます。
スパイダーズX社のハンガー型カメラであり、白い文字のデザイン部分に超小型カメラが搭載されています。
衣類と一緒に室内に掛けて置けば、防犯カメラとして役立ちます。
ハンガー型カメラのメモリー容量は最大64GBとなり、約6時間分の映像が保管できます。
繰り返し録画機能付きなので、容量がいっぱいになっても安心です。
風のある日は注意が必要ですが、他の洗濯物と一緒にベランダへ設置できるので、下着ドロボーや近隣住民からの嫌がらせ撮影にも活用できるでしょう。
あくまでもダミー製品で中には精密機械が搭載されていますので、雨の日や真夏日の屋外使用はおすすめしません。
置き時計型カメラ
置時計型カメラは室内やオフィスにあっても違和感がなく、サイズも比較的大きいため、長時間の撮影に最適なスパイカメラの一つと言えます。
カメラの穴がないため、秘匿性も非常に高く、防犯カメラや浮気調査などで活用できるでしょう。
LHYのアラーム付き置時計型カメラは、シンプルなデザインであり男性はもちろん、女性が住む部屋にあっても違和感がありません。
Wi-Fiに繋げることで、遠隔操作も可能であり、防犯カメラとしておすすめです。
繰り返し録画機能もありますので、途中で撮影が止まることもありません。
スパイダーズXの置時計型カメラC-504 もさまざまな機能を搭載しており、防犯カメラや見守りカメラとしても活用できます。
単体での連続稼働時間は約6時間ほどですが、外部電源機能を利用すれば時間を気にせず撮影できます。
Wi-Fi機能を搭載しているため、リアルタイムでカメラを操作したり、時計を通じて音声通話も可能です。
microSDカードは最大256GBまで対応しており、保存できる容量も問題ありません。
また、カメラの視野角が120°と非常に広いため、広範囲を撮影できます。
ペットや赤ちゃんの監視ならスマホで見れるスパイカメラがおすすめ
仕事中に部屋で過ごしているペットや、別の部屋で寝ている赤ちゃんを見守りたい場合は、リアルタイムで映像を確認できるスパイカメラがおすすめです。
遠隔操作ができる点は魅力的ですね! ここまでに紹介してきたカメラにもいくつかWi-Fi機能を搭載した商品がありましたね。
そうですね! ここでは、Wi-Fi機能を搭載したコスパに優れた小型カメラを2つ紹介します。
Cyi, IncというブランドのUSBコンセントタワー式カメラで、Wi-Fi機能の他にもさまざまな機能が搭載されています。
メモリー容量はmicroSDカードで最大128GBに対応しており、動体検知機能により必要なタイミングでしか録画しないので安心です。
リアルタイムで映像が確認できるので、見守りカメラとしておすすめです。
これほどの機能がついて7,490円(税込)という安さも大きな魅力と言えます。
PONAOOのボックス型小型カメラは、サイズが小さいものの長時間撮影も可能な高性能カメラです。
7,980円(税込)という安さで4K画質の映像が撮影できる商品は、とても珍しいと言えます。
動体検知機能も付いており、メモリーはmicroSDカードで最大128GBに対応しています。
サイズが小さく単体で長時間撮影もできるので、ウェアラブルカメラとして使用しているといった口コミもありました。
小型カメラで長時間撮影をする方法
ここまで、小型カメラで長時間撮影ができる商品をタイプ別で紹介してきましたが、バッテリー持ちが悪いカメラであっても撮影時間を延ばすことは可能です。
ここでは具体的な方法について解説していきます。
USBケーブルなどで充電しながら撮影する
スパイカメラで長時間撮影をする一つ目の方法が「外部充電機能の利用」です。
ここまでに紹介してきた商品にもありましたね!
確かにこれなら搭載バッテリーの持ちを気にせず撮影できますね。
もちろん外部電源を利用している最中は、コードが見えてしまうと撮影が相手にバレてしまいます。
うまくカモフラージュできるように設置しましょう。
Ankerのモバイルバッテリーは10000mAhの容量を充電可能であり、ペン型カメラなどに繋げることで外部電源として長時間の撮影が可能となります。。
ちなみに元々の内蔵バッテリーが260mAhで1時間稼働する場合、2600mAhのバッテリーと繋ぐことで10倍の10時間の撮影が可能な計算となります。
スパイダーズXなどの公式メーカーでは、あまりバッテリーの取り扱いがなく、代用商品について問い合わせしたところ…
「小型カメラ専用のものではなく、スマートフォン用でも構いませんので、既にケーブルが挿し込めるタイプのACアダプター及びモバイルバッテリーをお持ちのようでしたら、そちらをご活用くださいませ。」
という回答がありました。 端子などを確認する必要はありますが、既にお持ちの方はコードを揃えれば外部電源として使用できます。
撮影画質を落とす
はじめの方にメモリー容量ごとのデータ保存時間を紹介した通り、高画質の映像となるほど容量を多く使用します。
例えば128GBの場合、4K画質では約4.5時間しか保存できないのに対し、FHD画質では約12時間20分ほど保存できます。
画質はメモリーだけでなく、バッテリーの容量にも関係します。
高画質となるほど処理負担が増えるため、バッテリーの持ちが悪くなります。
24時間録画できる赤外線ライトを搭載したおすすめの防犯カメラ
防犯カメラとして小型カメラを活用しようとしている場合は、赤外線ライトを搭載しているかもチェックしましょう。
また、無人で撮影するケースがほとんどなので、人感センサーが必須と言えます。
人感センサーなら必要な時だけ撮影ができるので防犯カメラにおすすめ
人感センサーは、人を検知して自動で撮影を開始してくれるので、防犯カメラに欠かせない機能と言えます。
また、常に撮影をしているとバッテリーが持たないカメラであっても、人感センサーがあれば、必要な時だけ稼働するので、長時間の監視が可能となります。
GLANSHIELDの掛け時計型カメラは壁に取り付けることで、室内全体を撮影可能です。
防犯カメラとして欠かせない「動体検知機能」を搭載しています。
非常にサイズが小さく、いろんな場所に設置が可能であり、外部電源利用により長時間の撮影が可能です。
Wi-Fi機能も搭載しており、スマホからの撮影や映像の確認ができます。
スパイカメラで長時間撮影する場合に知っておきたい注意点
バッテリーの持ちが悪かったとしても外部電源があれば、長時間撮影も問題なさそうですね!
そうですね! ただし小型カメラならではの注意点があります。
小型カメラは非常に小さいため、長時間使用し続けると熱暴走しやすい特徴があります。
長時間スマホを使っていたら熱くなるのと一緒の現象ですね!
カメラ本体が高温のまま撮影を続けたり、外気温が暑い中で撮影したりすると、熱で壊れてしまう恐れがあります。
壊れなかったとしても撮影が止まってしまうこともあるので、注意が必要です。
カモフラージュして撮影しなければならないケースがほとんどなので、一般的な熱暴走対策が難しいのですが、以下のような対策方法があります。
カメラの形状から上のような対策が難しい場合は、動体検知機能が付いたカメラがおすすめとなります。
常に動かないため、熱暴走がおきにくいと言えるでしょう。
小型カメラの長時間撮影に関するよくある質問
最後は小型カメラの長時間撮影に関する、疑問について答えていきます。
購入場所などに関しても解説していますので、参考にしてみてください。
ウェアラブルカメラに長時間撮影できるものはある?
ウェアラブルカメラは秘匿性を気にした設計ではないため、比較的サイズが大きいのですが、バッテリーの持ち時間に大きな差はありません。
連続稼働時間の目安としては70~120分程度となります
中には、長時間撮影に特化したカメラもあり「Drift Ghost XL Pro」は4K画質であっても5時間以上の撮影が可能です。
屋外に設置できる工事不要の防犯カメラはある?
小型カメラは重さが数十グラムと軽いため、工事などを行わなくても両面テープなどで簡単に取り付けできます。
ブロック型といったカメラは特に取り付けやすいのでおすすめです。
小さいサイズの小型カメラは熱暴走の可能性があるため、防犯カメラとして使用するのであれば、動体検知機能があるものを選びましょう。
また、ほとんどのカメラは非防水なので、雨の日の撮影は避けましょう。
小型カメラはどこで買える?
小型カメラの需要が上がってきていることから、最近では通販サイトやメーカーの公式サイト、専門店の実店舗で購入ができるようになりました。
購入先によってメリット・デメリットがあるため、初めて購入する場合には注意が必要です。
具体的な購入先や注意点については以下の記事で、詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はスパイカメラを使った長時間撮影について解説してきました。
長時間の撮影をしたい場合、バッテリーの持ちが良くメモリーの容量が多いものから選ぶと良いでしょう。
撮影目的や場所によって最適なカメラは異なりますが、今回紹介したカメラは機能性に優れており、おすすめです。
バッテリーの持ちが悪いカメラでも、外部電源を利用すれば長時間の撮影が可能です。
ただし、熱暴走により撮影がストップしたり故障したりする恐れがあるため、なるべく必要な時だけ稼働する「動体検知機能」を搭載したものがおすすめと言えるでしょう。
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