小型のスパイカメラは、さまざまなシチュエーションで周りにバレることなく映像の撮影ができます。
その中の一つに「ペン型カメラ」があります。
ケースに固定したり、衣服に身に付けての撮影ができるため人気のタイプです。
しかし、初めて購入する場合はどのようなことを意識して選べばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
今回は、実際に使用した経験をもとにペン型カメラについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ペン型カメラとは何か?どんなシチュエーションで活用できるのか?
- 選ぶ際に外せないポイントとおすすめのペン型カメラ
- ペン型カメラの使い方や注意点
- ペン型カメラのおすすめ購入先
ペン型カメラとは何か?
ペン型カメラとは、文字通りペンの形をした小型カメラで一般的に浮気調査やパワハラ・いじめの証拠集めに利用されることが多いカメラです。
ペン型カメラのレンズの位置は主にクリップ部分となるため、胸ポケットや筆記用具ケースに固定しての撮影ができます。
録画方法は商品により若干異なりますが、上部のペンを押し出す部分がオンオフの切り替えスイッチとなります。
データはマイクロSDカードに録画されるものが多いです。
一部のモデルでは内部メモリを備えているものもあります。
まさかペンの中にカメラがあるなんて誰も想像できませんね!
実際にペンとして使用できるようになっており、見た目から違和感を感じることはほとんどないでしょう。
ペン型カメラが活躍するシーン(いじめ・浮気・不倫)
ペン型カメラは小型で設置することも身に付けることもできるので、あらゆるシーンで活用できます。
主に2つのシチュエーションで活躍します。
・室内や車内の浮気、不倫調査
・学校やオフィスでのいじめやパワハラ
浮気調査に関しては、室内にあるペンケースに紛れ込ませたり、机やテレビ台に置いたりして撮影する方法があります。
車内に合っても不自然ではないため設置可能です。
どうしても撮影できるスペースに設置できない場合でも、ドアポケットなどに仕込ませてボイスレコーダーとして音声録音ができます。
ペンなら普段からいろんなところで使用するし、室内や車内にあっても不自然には感じにくいですよね。
ペンケースなら好きな場所に移動させられて自由に撮影箇所を選べますよ。
学校でのいじめの証拠を掴みたい場合には机の上から撮影できますし、動かしたくない場合には教室の後ろにある棚からカバンに固定するなどして教室全体の録画ができます。
上司などからのパワハラが酷く、どこかに呼び出されるといった場合には胸ポケットに装着しての撮影もできます。
最近では最新のビデオカメラと変わらないほどの高画質な映像が撮影できるようになったころから、YouTube動画の撮影にも使われるようになっています。
YouTubeなどの撮影では、相手にバレないように撮る必要がある「悪徳業者の取材動画」や「室内や車内のドッキリ動画」などで使用されています。
確かにスパイカメラなら秘匿性が高く、至近距離でもバレませんし胸ポケットなどに掛けていても違和感ありませんね!
撮影できる映像の画質もFHD以上ですし、この後紹介するスパイダーズXのペン型カメラは2.3Kと驚くほど画質の良いものが撮影できますよ。
筆者厳選!オススメのペン型カメラ
ペン型カメラを探してみたんですけど、かなりの種類があるみたいですね! しかも値段がバラバラで…何が違うんでしょう。
初めて購入する場合、どれを選べばいいのかわかりませんよね。
ここではさまざまな種類のペン型カメラを使ってきた私がおすすめするおすすめのものを紹介しますね!
ペン型カメラを選ぶ場合、主に3つのポイントを意識すると決めやすくなります。
3つのポイントごとにおすすめのカメラとその特徴などについて詳しく解説していきます。
高画質なもの
カメラを選ぶ上で欠かせないポイントの一つが「画質」です。
せっかく撮影しても画質が悪く、誰が何をしたのかわからなければいじめや浮気の証拠として使えません。
ペン型カメラの画質に関しては、最低でもHD画質(720p)以上のカメラを選ぶようにしましょう。
ペン型カメラの画質の理想はFHD画質(1080P)以上となります。
私が実際に使用してみてクリアな映像に驚いたのが「スパイダーズXのペン型カメラ・P-126W」と「UONQDの4Kペン型カメラ」です!
スパイカメラP-126Wの特徴は、FHD(フルハイビジョン)を越えた2.3Kの高画質な映像が録画できることです。
音声に関しても内蔵マイクがあるため録音できます。
稼働時間は録画で最大約120分ほどです。
セット内容は、製品本体・ボールペン替え芯・USBケーブルとなります。
コニーエレクトロニクスサービス・ペン型の特徴は、フルハイビジョンを超える2K画質での動画撮影ができることです。
静止画の撮影に関してはFHDの4倍に相当する4K画質での撮影ができます。
音声に関しても超高性能マイクが搭載されており、ボイスレコーダーとしての活用もできます。
太くないし見た目で違和感に気付くのは無理ですね…
レンズもむき出しではないため秘匿性にも優れています。
秘匿性の高いもの
ペン型カメラは普通のペンとほとんど変わらず、レンズも非常に小さいため秘匿性がとても高いカメラの一つです。
中には「更に秘匿性が高く少しでもバレるのを防ぎたい」という方もいるのではないでしょうか。
そのような方には、普段はレンズを隠してペンとして使用できる小型カメラがおすすめです。
このカメラはクリップ部分に小型カメラが搭載されており、レンズプロテクターを上にあげればレンズを隠せます。
連続稼働時間は最長で約100分ほどとなります。
録画途中にメモリがいっぱいになったとしても、繰り返し録画機能で上書きして撮影続行できます。
スパイカメラ・P-125Wは先ほど紹介したP-126Wとほぼ同じ性能でありながら、料金は12,000円と更に安く購入できます。
バッテリーの持ちがいいもの
ペン型カメラってバッテリーも小さいから、一般的なビデオカメラと比べると録画時間が短めなんですね。
ペン型カメラの録画時間は最大で50分~100分ほどが一般的です。そんなペン型カメラの中でもバッテリー持ちが良いカメラを紹介します!
M@Qのペン型カメラは充電満充電時で約2時間の撮影ができます。
動体検知機能もあり、離れていても決定的な瞬間を逃さず撮影できます。
マニュアルに関しても日本語記載であり、問い合わせに関しても日本語でメールできます。
ペン型カメラ・WH MQ064に関しても満充電時で約2時間の連続動画撮影が可能です。
高性能でありながら9,500円という安さも特徴の一つといえるでしょう。
操作方法もボタンを3秒長押しするだけなので、初心者であっても簡単に使用できます。
今回紹介した「M@Q 」のカメラはGOMプレイヤーやVLCプレイヤー(無料)で再生できますよ!
ペンの幅が細いもの
スパイカメラは、基本的にマイクロSDカードを挿入して記録するものがほとんどです。
マイクロSDカードは、幅11mm、長さは15mmあるため、ペン型カメラの幅は15~18㎜ほどが一般的です。
基本的にカメラの機能が高性能になるほど太くなる傾向と言えるでしょう。
秘匿性を重視するために、なるべくペンの細さにこだわりたい方は、以下の商品がおすすめです。
外部電源と接続しながらであれば、24時間連続録画も可能です。
動画だけでなく、写真撮影もできますよ。
暗闇に強いもの
どんなシチュエーションでもクリアな映像を撮影するために欠かせないのが「暗視補正機能」です。
薄暗い室内や車内の撮影では、暗視補正機能が搭載されていないカメラではほとんど映像が映りません。
ここまで紹介してきたペン型カメラは全て暗視補正機能が搭載されています。
比較的安価なペン型カメラは暗視補正などの機能が搭載されていないことが多いので必ず購入前に確認しましょう。
ペン型カメラの使い方(上手な隠し方)
ペン型カメラはペンケースに紛れ込ませたり、胸ポケットやカバンに装着して撮影する方法があります。
練習は必要かもしれないけど、手で持って動かしながらの撮影もできそうですね!
ペンケースがなく、服装などに装着しての撮影が難しい場合にはノートにクリップで固定したり、固定バンドでノート側面に装着したりするといいでしょう。
スパイダーズXでは、ノート側面に違和感なくペン型カメラを設置できる「ペンケース付きブックハンド」を販売しています。
ペン型カメラを扱うときの注意点
ペン型カメラは上手に使いこなせば、さまざまな映像を正確に録画できますが、理解しておくべき注意点もあります。
特に初めて購入する方は、撮影に失敗しないためにも注意点について知っておくようにしましょう。
普通のペンより太いので、まったく疑われないわけではない。
ペン型カメラの多くは、ペンの中にバッテリーやマイクロSDカードを内蔵しなければならず、商品によっては少し太めのものもあります。
最近では改良され細いものが販売されていますが、購入前にはどれくらいの太さなのかチェックするようにしましょう。
ちなみに一般的なボールペンの直径は8㎜~13㎜ほどとなります。
ペンケースに上手くカモフラージュするコツとしては、同じような太さのペンを複数混ぜる方法がおすすめです。
電池の持ちがあまりよくない
ペン型カメラはバッテリーのサイズが非常に小さく、モバイルバッテリー型カメラなど比較的大きいカメラと比べると電池の持ちはあまり良くありません。
ペン型カメラの動画撮影における連続稼働時間は50分~100分が一般的です。
なるべく長時間の撮影をしたい場合には、先ほど紹介した「M@Qのペン型カメラ」がおすすめです。
ペンを分解する必要がありカモフラージュが難しくはなりますが、外部電源と接続しながらであれば常時録画も可能です。
画角を定めるのが難しい。事前に練習が必要
ペン型カメラはリアルタイムで映像を確認できないため、画角や撮影距離について事前に把握しておく必要があります。
手に持って撮影する場合は映像がぶれやすく、丁寧な操作が求められます。
ペンケースに固定する場合も理想の範囲が全て画面内に収まっているか、事前に撮影して把握しておくようにしましょう。
メモリも十分に容量が残っているか把握しておく必要がありそうね。
繰り返し録画機能があれば、メモリがいっぱいになっても撮影がストップすることはないでしょう。ただし、必要なデータが上書きされる可能性があるので注意が必要です。
粗悪品・偽物・コピー品も横行しているので買う際には注意
最近では海外製のペン型カメラも多く販売されており、数千円程度の安価なものもあります。
安いカメラが悪いというわけではありませんが、購入する際には注意が必要です。
「数回使っただけですぐに壊れた…」
「修理を依頼したのにできないといわれた…」
といったトラブルになりかねません。
中には有名メーカーのコピー品なども横行しているため、安い理由や修理可能であるかは事前にチェックするようにしましょう。
確かにびっくりするくらい安いカメラや初めて聞くようなメーカーのものもありますね。
購入する場合にはブランド名の確認や商標登録マークがあるかをチェックしましょう。マークは商標の右肩上などに記載してありますよ。
ペン型以外の文房具型スパイカメラを紹介
ここまでペン型カメラについて解説してきましたが、他にも室内やオフィスで使用できるスパイカメラがたくさんあります。
具体的には以下のようなカメラがおすすめです。
【オフィスでの撮影の場合】
・USB型カメラ
・モバイルバッテリー型カメラ
・腕時計型カメラ など
こちらはオフィスや自宅の室内に溶け込む、USBコンセントタワー式の小型カメラとなります。
Wi-Fi機能は専用アプリ「TuyaSmart」でカメラと自宅のWi-Fiルーターを繋げれば、外出先からの映像が確認できるようになります。
充電器であれば、常に電源に繋げておいても不自然ではなく長時間撮影もできます。
リアルタイムで映像を見れるのはとても魅力できですね!
もちろんUSB型の充電器としても使えます。
モバイルバッテリーは、さまざまな場所にあっても不自然ではないため、車内や外出先であっても撮影できます。
常に充電していなくても最長で50時間ほどの連続撮影が可能であり、上書き機能によりメモリがいっぱいになったとしても途中で録画が止まることもありません。
赤外線LEDで夜間の撮影もできるなら、夜の車内などでも安心ですね!
これだけの機能がついて6,280円という安さも魅力です!
高品質で有名なスパイダーズX社の腕時計型の小型カメラで、レンズは6時の部分に搭載されています。
専用アプリとの連動により、通常のスマートウォッチ機能も使用できます。
手軽に身に付けられるからどこにでも持ち運べますね!
重くもなく、取り扱い方法も簡単なのでおすすめですよ!
【自宅など室内での撮影の場合】
・置時計型カメラ
・車のキー型カメラ
・ACアダプター型カメラ など
オシャレなデザインで自宅はもちろん、オフィスでも自然に溶け込みやすい置時計型のカメラです。
フル充電時で3~4時間ほどの連続撮影が可能です
保存容量や128GBに対応しており、繰り返し録画機能があるのでメモリがいっぱいになっても途中で撮影がストップすることもありません。
シンプルなデザインですし、女の子の部屋でも置けそう。
そうですね! 職場や自宅の防犯カメラとして活用できますよ!
車のカギに似せた小型カメラで、実際のメーカーで使われているものと同じデザインです。
繰り返し録画機能が付いており、メモリが一杯になっても途中で録画がストップしません。
暗視機能も搭載されているため、薄暗い空間での録画も可能です。
これなら普段持ち歩いていても違和感ないですね!
サイズが小さいのであらゆる箇所に設置できますよ。
スパイダーズX社の商品でコンセントに接続するなどしながら撮影ができます。
あらゆる箇所に設置できるため、室内全体の録画に適しています。
遠隔監視もできるため、防犯カメラとしてもおすすめです。
これなら自宅だけでなくオフィスに合っても疑われませんね!
マルチタップを使えば撮影方向の調整も可能です!
ペン型カメラはどこで買うのが良い?
ペン型カメラを購入しようと思うのですが、どこで買えるんですか?
ペン型カメラを購入する場合は主に3つの購入先があります。
【ペン型カメラの主な購入先】
・Amazonなどの通販サイト
・スパイカメラメーカーのオフィシャル通販ショップ
・専門店の実店舗
各購入先のメリット・デメリットや、具体的な専門店の紹介は、以下の記事で詳しく解説しています。
初めての購入で、どこで買えばいいのか選び方がわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ネット通販(スパイダーズ)
ペン型カメラでの盗撮は厳禁!違反すると…?
近年小型カメラの性能が上がり誰でも購入できるようになった反面、盗撮などの犯罪に使用して事件になるケースも発生しています。
中には「小型カメラでの撮影自体が違法なのでは?」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
これについては、違法ではなく小型カメラの購入や撮影は誰でもできます。
ペン型カメラの取り扱いに関して、法律面で注意しなければいけないことってあるんですか?
細かいルールに関しては、各地方で内容が若干異なったりするのですが、主に気を付けなければならないのが「撮影目的と録画データの取り扱い」です。
小型カメラで周りにバレないようこっそり撮影する場合、盗撮はもちろん明確な理由がないケースは違法になったり訴えられる可能性があります。
ただし、浮気や犯罪の証拠を押さえるためといった目的があるのであれば問題ありません。
証拠集めのためであったとしても、トイレや更衣室、お風呂などを撮影するのは軽犯罪法や迷惑防止条例に抵触するので違法となります。
次に注意しなければならないのが撮影したデータの取り扱いについてです。
浮気やいじめなど相手が悪いことをしているとはいえ、撮影したデータは周りの人に見せていいわけではありません。
内容によってはプライバシーの侵害となり訴えられる可能性もあります。
いろいろと気を付けなければならないルールもあるんですね!
ルールがなければなんでもありになっちゃいますからね。
証拠を掴みたい気持ちはわかりますが、勝手に相手の住居に侵入したりしないように注意しましょう。
自宅以外でも、ホテルなどへの侵入は違法です。
自分で撮影するにしても、その後に訴えたり何らかの措置を考えているなら探偵事務所とかに相談しながらの方が良さそうですね。
まとめ
今回はペン型カメラについて、選び方や性能、おすすめのカメラについて解説してきました。
最近では商品改良が進み、普通のペンとほとんど変わらないサイズでレンズも小さいものが多く販売されています。
画質やバッテリーの持ち、暗視補正機能で比較をしながら理想のペン型カメラを見つけてみましょう。
購入後には、撮影の練習を行い操作に慣れた上で撮影に臨むようにしましょう。
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