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スパイカメラが靴に仕込まれる?盗撮魔の道具・手口を解説!

A子さん

さっきニュースで見たけど、小型カメラを靴に仕込ませた人が盗撮の現行犯で捕まってたよ…

現役探偵 柏木

確かに最近、小型カメラを使った盗撮が巧妙化していますね。
正しい使い方をしている側からすると本当に迷惑な話です。

盗撮被害は年々増加していますが、その中でも特に増えているのが「靴に小型カメラを仕込ませた盗撮」です。

スパイカメラは本来、浮気やいじめの証拠を撮影するために開発されましたが、近年では盗撮に使用する人も少なからずいます。

今回は靴にスパイカメラを仕込んだ盗撮の手口について、詳しく解説していきます。

現役探偵 柏木

実際にさまざまな種類の小型カメラを使った経験を踏まえ、盗撮から身を守る方法を解説していきます。

女性の方はもちろん、大切な人を守るために男性の方も参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 靴にスパイカメラを仕込んだ盗撮被害について
  • 靴にスパイカメラを仕込む盗撮の具体的な手口
  • 靴を使用した盗撮被害から身を守る方法
  • スパイカメラの法的な規制について
目次

靴にスパイカメラが仕込まれる盗撮被害が増加中

靴にスパイカメラが仕込まれる盗撮被害が増加中のイメージ

近年、小型カメラの性能はどんどん良くなってきており、その優れた性能を利用した盗撮被害が増加してきています。

法務省が公表した「盗撮事犯の検挙状況」によると近年の盗撮被害は以下の通りです。

【盗撮事犯の検挙件数】
・平成22年:1,741件
・平成24年:2,408件
・平成26年:3,265件
・平成28年:3,500件
・令和元年:3,953件

盗撮に使用されたアイテムとして最も多かったのはスマートフォンであり、次いで多いのが小型カメラとなっています。参照元:法務省|盗撮事犯の検挙状況

A子さん

右肩上がりでどんどん増えていってますね…

現役探偵 柏木

小型になるほどちょっと意識しただけでは見つけることができません。

実際には更に多くの盗撮被害が発生していると推測できます。

具体的には、靴に仕込んだスパイカメラで女性の下着等を盗撮する違法行為が頻繁に行われ、検挙事案が増加しています。

カメラを仕込んだ靴の隠語として「靴カメ」という言葉があります。

その他にも、スカートを下から撮影することを「逆さ」や「逆さ撮り」と表現したり、エスカレーターでの盗撮は「エスカ」と呼ばれていたりします。

SNSや掲示板などで見かけた場合には、盗撮に関する情報である可能性が高いので注意が必要です。

スパイカメラとは?簡単に説明

スパイカメラとは、主に浮気調査やいじめの証拠を撮影するために使用される小型カメラのことです。

加害者にカメラの存在がバレては証拠撮影ができないため、その場の環境にカモフラージュできる形状の小型カメラが開発されました。

【会社でパワハラなどの嫌がらせを受けている】
→ペン型カメラを胸ポケットに挟んで前方を撮影
→ボタン型カメラを袖部分に仕込ませてオフィス内を撮影

この他にもいじめやパワハラを撮影するために開発された小型カメラがたくさんあり、さまざまな方法で証拠を撮影できます。

【パートナーが浮気をしている可能性がある】
→車内にUSBソケット型カメラを仕込み車内全体を撮影
→自宅の天井に火災報知器型カメラを設置して、スマホのロック解除方法を撮影
→置時計型カメラを室内に設置して、全体を撮影

室内に設置する場合、この他にもACアダプター型カメラやUSB型カメラなども最適といえます。

最近では自宅のWi-Fi機能と繋げることで、リアルタイムでスマホから映像を確認できるIP型小型カメラも販売されています。

高齢者やペットの様子を確認するために、役立てることが可能です。

現役探偵 柏木

スパイカメラはきちんとした目的で使えば法的には問題ありませんし、とても便利です!

具体的にどのような犯罪が行われるのか

小型カメラは高性能であるため、犯罪に使われることも増えてきています。

盗撮の手口はさまざまで、直近では以下のような盗撮事件が発生しています。

スニーカーに小型カメラを仕込ませた”右足ちょんちょん男”

画像引用元:YouTube|TBS NEWS DIG Powered by JNN

一つ目に紹介するのが右足のつま先部分に小型カメラを仕込ませ盗撮を繰り返していた男性の事件です。

駅周辺の店舗の中で歩く不審な男性を見つけた警察。歩き方を見ていると右足だけを不自然に前に出しており、警察は靴の中に何かあるのではと感じ、様子を見ます。その後男性はスカートの女性が現れると右足を前に差し入れ盗撮していました。捕まったのは40代の男性で、靴カメでの盗撮だけでなくスマホで全身の盗撮も行っていました。

引用元:YouTube|TBS NEWS DIG Powered by JNN

靴にカメラを仕込み背後からスカートの中を盗撮

二つ目に紹介するのがゲームセンターで起きた靴を使用した盗撮事件です。

2023年1月5日、会社員の男(50歳)は女性のスカートの中を盗撮しようと、商業施設のゲームセンターへ向かう。その後、ゲームに夢中になっていた女子中学生の背後から忍び寄りスカート内を撮影したところを発見されました。男性は沖縄県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されています。

沖縄タイムスプラス
A子さん

50歳にもなって盗撮で捕まるなんてみっともないし許せないですね…

現役探偵 柏木

今回のケースでは、ゲームに夢中になっている女性を狙っており盗撮慣れしていますね。

盗撮で逮捕されると罰則を受けるのはもちろん社会的な信用も失います。

野球応援中の女子大生チアリーダーをペン型カメラで盗撮

引用元:YouTube|MBS NEWS

次は野球の試合中に発生した盗撮事件です。

2023年2月8日、会社員の男性(51歳)は野球大会で応援するチアリーダーを盗撮しようと野球会場に向かう。その後ユニホームのスカート内をスマートフォンや靴に仕込んだペン型カメラで撮影していたところを発見される。男性は階段を上がる女子大学生を背後から追いかけるなどして盗撮をしていた。事情聴取によると「スリルを忘れられなかった」と説明し容疑を認めている。府迷惑行為等防止条例違反の疑いで書類送検となった。

引用元:YouTube|MBS NEWS
A子さん

スリルを忘れられないとかどうかしてますよね…

現役探偵 柏木

盗撮で迷惑行為等防止条例違反として捕まった場合には6ヵ月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます。

もちろんそれだけでなく社会的信用も全て失うでしょうね。

このような盗撮犯罪の目的は少し前まで、個人の趣味を理由とするものがほとんどでした。

しかし最近では盗撮した映像を販売し利益を得ようとしている人もいて、盗撮による犯罪が増加している原因の一つとなっています。

盗撮された映像は以下のようなところで販売されているケースがあります。

・オークション系:ヤフオクやモバオクなど
・フリーマーケット系:メルカリやラクマなど
・動画共有サイト系:FC2など

この他にもSNSで販売されているケースも見受けられます。

A子さん

確かに堂々と販売されているものもありますね。
これって犯罪にならないのですか?

現役探偵 柏木

販売ページでは「本人の同意を得ています」と記載してあることが多く、どれが盗撮なのかを見分けることが難しいと言えます。

ただし、条件が合えば名誉棄損罪が成立することもありますし、映っている女性が18歳未満なら児童ポルノ法違反となります。

児童ポルノ法違反は商品を購入して所持していた側も対象です。

絶対にそのような商品を見つけても購入しないようにしましょう。

盗撮にはどのようなスパイカメラが使われる?プロの視点で解説

盗撮にはどのようなスパイカメラが使われる?プロの視点で解説のイメージ

小型カメラを使った実際の盗撮事件について解説してきましたが、ここではどのような小型カメラが使われるのかを紹介していきます。

ほとんどのカメラが靴に内蔵されていたりするので、見つけるのは難しいと言えますが、どのようなカメラがあるか理解しておくようにしましょう。

現役探偵 柏木

スパイカメラは正しく利用すれば、防犯やレジャーの撮影などにも活用できます。

ここでは正しい使い方やカメラの性能についても解説していきますね!

本来であればプロ用に販売されているタイプで、自分自身で何かに仕込ませたい場合に多く使用されます。

・フルハイビジョンで高画質録画ができる
・最大で7時間の連続録画が可能
・最大256GBのmicroSDカードに対応しており、長時間のデータを保存できる
・基盤を守るメタルケース付き
・Wi-Fi機能搭載で遠隔操作も可能

最小限の基盤と小型レンズのみで構成されており、バックや帽子などあらゆる箇所に仕込めるプロ仕様のカメラです。

自由にカスタマイズ可能であり、利用者の評価の高さも特徴の1つです。

現役探偵 柏木

これほど高性能で4,898円という安さも魅力的です。

靴に仕込むスパイカメラというと、上で紹介したような「小さなカメラ」などを想像する方が多いかもしれません。

しかし、ペン型カメラも使われやすく、大きめの靴の上側に固定すれば撮影もできてしまうのです。

ではペン型カメラの具体的な性能と正しい使い方を見ていきましょう。

・1080P(ピクセル)と非常に高画質でクリアな映像が撮影できる
・ワンタッチで簡単に操作できる
・最大128GBのmicroSDカードに対応しており、約半日分の映像を保存できる
・繰り返し録画機能でメモリがいっぱいになっても録画がストップしない

胸ポケットに挟んだり、ペンケースの中に紛れ込ましたりして、さまざまな映像を撮影できます。

ペン型カメラの中では稼働時間が長く、フル充電時で最大120分ほどの連続録画も可能です。

現役探偵 柏木

レンズがむき出しになっておらず、秘匿性が非常に高いと言えます。

もちろんペンとして使用できるため、怪しまれることもないでしょう。

腕時計型の小型カメラも靴の中に仕込みやすく、レンズがむき出しになっていないことから犯罪に使用されるケースも多いようです。

機能性にすぐれ、本来であれば以下のような使い方ができます。

・1080Pと高画質でクリアな映像で録画できる
・動体検知録画が可能で、装着していなくても自動録画が可能
・フル充電時で80分の連続録画が可能
・録画時間の指定や解像度の変更も可能

腕時計型カメラの魅力は、普段から身に付けられるため、急に撮影でも対応可能であることです。

操作に慣れる必要はありますが、腕を動かしながらの撮影もできます。

また、自分がいなくなった時の様子を知りたいといった場合でも、外してデスクに置いての撮影も可能です。

現役探偵 柏木

外見は普通の時計と変わらないため、周りから疑われることもありません。

ボタン型カメラはレンズが前面に出ていないため、秘匿性の高いスパイカメラの一つです。

ボタンが付きとして違和感のないカバンなどであれば、デザインの一つとして堂々と装着できてしまいます。

・1080Pと高画質でクリアな映像で録画できる
・リモコン付きで好きなタイミングで簡単に録画操作ができる
・最大256GBのmicroSDカードに対応で約20時間分のデータが保存できる

ボタン型カメラは服装のあらゆる部分のカモフラージュができて、ハンガーにかけておけば自身で装着していなくても撮影ができます。

他のボタンと違和感が出ないように、カモフラージュ用のボタンが別に4つ付いてきます。

連続稼働時間はフル充電時で最大90分ほどです。

現役探偵 柏木

難しい操作はなく、ポケットに仕込ませたリモコンを操作するだけで簡単に撮影開始できますよ!

靴型のスパイカメラが存在する?盗撮魔は自分で穴を開けて仕込む?

靴型のスパイカメラは盗撮防止の観点からメーカーでの販売はされていません。

ほとんどの場合、先述したようなカメラを自分でつま先など仕込ませる形となります。

ただし、違法と知りながら盗撮を行っている人たちの中には自作した”靴カメ”を販売しているケースも過去には発覚しています。

現役探偵 柏木

ヤフオクやメルカリで販売されている場合もあるので、決して購入しないようにしましょう!

府迷惑行為防止条例違反(盗撮)のほう助容疑でインターネット通信会社の社長を逮捕

画像引用元:産経フォト※画像はイメージです

実際に販売業者が摘発されており、購入者に関しても盗撮以外の使用方法が考えられないことから購入した盗撮用靴の任意提出を受けています。

さる7月1日、京都府警がカメラを仕込んだ靴を販売したとして、府迷惑行為防止条例違反(盗撮)のほう助容疑で、インターネット通販会社「E」の20代の社長の男と、社員の女を逮捕した。容疑は盗撮に使われると知りながら、靴を売り、盗撮を手助けした疑いだったが、その後、府警が購入者を戸別訪問し、回収に動いていたことが分かった。E社を摘発した際、府警は約1500人分の販売先名簿を押収。それを基に、府内の約40人を訪問。そのうち約20人から盗撮用靴の任意提出を受けた。回収した靴は廃棄予定で、他県警へも情報提供したという。

引用元:exciteニュース

また、小型カメラとは別に音が出ないスマホのアプリも登場しており、iPhoneカメラを使用した盗撮も増加しているので注意が必要です。

バックの上にスマホを置いてスカートの中を盗撮

画像引用元:文春オンライン※画像はイメージです

2023年5月20日、大学生の男(20歳)は女子高生のスカート内を盗撮しようと商業用施設内に向かう。その後一人で買い物をしていた女子高生のスカートの中をトードバックに仕込ませたスマートフォンを差し入れて盗撮。様子がおかしいことに気づいた店員が盗撮を発見する。男子大学生は県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されています。

参考元:神戸新聞NEXT
現役探偵 柏木

スマホだけではなく、小型カメラをバックの中に仕込ませた盗撮も増えています。

不自然な場所にバックを置いてくるような人には注意しましょう。

靴に仕込まれたスパイカメラによる盗撮から身を守る方法

靴に仕込まれたスパイカメラによる盗撮から身を守る方法のイメージ
A子さん

いろんな小型カメラが悪用されているんですね…

現役探偵 柏木

そうなんです。
これらの盗撮被害にあわないための方法もあるので紹介していきます。

盗撮被害にあわないためには服装に気を付けたり、盗撮されやすい場所を把握しておくことが大切です。

ここでは具体的な対処方法や、怪しい行動を周りで見つけた場合の対処方法について解説していきます。

スカートを履かない

盗撮されない一番の方法はスカートをはかないことです。

毎日対策する必要はないのですが、この後に紹介する盗撮が行われやすい場所に行く際にはスカート以外の服装がおすすめです。

どうしてもスカートをファッションとして取り入れたい場合には、盗撮が難しいロングスカートなどを着用するといいでしょう。

また、スカートの下にスパッツを履くといった対策もあります。

現役探偵 柏木

今回は靴による盗撮について解説していますが、他にもスカートをはいた女性を狙った盗撮があります。

電車内で座席に座る場合には、なるべく膝の上にバックを置くなどして対面からの盗撮被害の対策をしましょう。

靴による盗撮がされやすい場所は?

靴による盗撮はどこでも行われているわけではなく、不審な行動が分かりにくいような場所で頻発しています。

具体的には以下のような場所があります。

・エスカレーター
・電車
・本屋さん
・ゲームセンター
・人が混雑する各種イベント
・スカートを履いた人が集まりやすいテーマパークなど

エスカレーターは真後ろ立っていても違和感がなく、段差により盗撮しやすい環境となります。

スカートを履いた状態でエスカレーターを使用する場合には、真後ろに人を立たせないか、歩いて上がるようにしましょう。

現役探偵 柏木

盗撮が頻繁に起こる場所の共通点は「何かに夢中になっている状態」となることなんです。

本屋さんや人が混雑するイベント、ゲームセンターは、どれも本やアイドル、ゲームに夢中になっています。

このような場合、警戒心がなくなり多少の違和感に気づきにくくなります。

このような状態で盗撮は行われやすく、今回紹介したような必要に靴を後ろに置いてくるような場合には注意しましょう。

現役探偵 柏木

電車内や混雑するイベントに関しても、人の真後ろに密着しやすく違和感に気づくほど余裕がないケースがほとんどです。

怪しい行動を見かけたらすべきことは?

盗撮をしている場合、必要以上に近づいてきたりカメラを仕込ませた靴やカバンを不自然な場所に置いてきたりします。

怪しい行動を見かけた場合は、近くにいる施設のスタッフや鉄道警察へと報告しましょう。

いない場合にはむやみに声をかけず110当番します。

A子さん

その場で捕まえちゃうのはダメなのかな?

現役探偵 柏木

実際に周りの人が取り押さえたというケースも多くあります。

ただし怪しい動きをしている程度の場合、不審に見えるだけで本当に盗撮をしていなかった可能性もあります。

確実に盗撮をしていた場合などはケースバイケースとなりますが、盗撮していなかった場合は逆に名誉棄損で訴えられるリスクがあります。

また、無理に取り押さえようとしてトラブルになり、ケガする可能性もあるのでまずは警察に通報しましょう。

A子さん

痴漢もそうだけど、盗撮に気づいても怖くて何もできない女の子もいるんじゃないかな?

現役探偵 柏木

確かにその場で声を上げるには勇気がいりますよね。

なかなか周りに相談できず、実名での通報に抵抗があるといった場合には、専用の相談窓口もあるので利用をおすすめします。

盗撮被害にあった場合で周りに相談できない場合には「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター:#8891」の利用をおすすめします。

盗撮被害の増加とともに盗撮ハンターによるトラブルも発生

年々増加する盗撮被害ですが、それを取り締まろうとする「盗撮ハンター」も増えてきています。

盗撮犯を捕まえてくれるので良さそうにも思えますが、相手が犯罪者であることを利用したトラブルも発生します。

具体的には、盗撮犯を見つけ出し「通報しないから金をよこせ」といった感じで金銭を巻き上げるような事例です。

A子さん

盗撮とは別にこれも問題ですね。

現役探偵 柏木

中には被害女性と結託しているケースもあるんです。

盗撮ハンターのような行動は恐喝未遂罪や詐欺罪、脅迫罪が適用となる可能性が高いと言えます。

絶対に真似しないようにしましょう。

スパイカメラは法的に規制されないのか?

スパイカメラは法的に規制されないのか?のイメージ

スパイカメラは本来の正しい使い方をしている方も多いので、販売自体を規制する法律はありません。

また、小型カメラを使った撮影も、浮気やいじめの証拠を掴む目的があれば周りに隠して撮影しても法律的に問題ないのが現状です。

正しい使い方をしている人も多い以上、細かい線引きをすることは難しく、法的に明確な線引きがされたり規制を強めるのは難しいと言えます。

性犯罪に関する罰則を強める動きが高まっている

ただし、近年の盗撮事件の検挙数を受けて罰則を強化する動きがあります。

2023年6月に新設された撮影罪は、これまでに盗撮を処罰するための迷惑防止条例よりも更に取り締まりに関する基準が強くなっています。

違反者は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金が科されます。

現役探偵 柏木

撮影罪が対象となるのは他人の性的な部位や下着の撮影や姿勢をひそかに撮影した場合です。

もちろん、盗撮で捕まった場合には周りからの信頼も全て失うことになります。

まとめ

まとめのイメージ

今回は小型カメラを靴に仕込んだ盗撮について解説してきました。

小型カメラの性能は年々飛躍的に向上しており、それを利用した盗撮被害も増加傾向にあります。

一方で小型カメラはいじめや浮気の証拠撮影はもちろん、手に持たなくても高画質な映像が撮影できるため登山など体を動かす趣味の撮影にも適しています。

また、離れて暮らす高齢な親の見守りや自宅にいるペットの監視、防犯カメラとしても使用できます。

正しい使い方で普段の生活に役立てましょう。

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